荒陵山(あらはかさん) 四天王寺


四天王寺

写真出典:フォトライブラリィー



四天王寺といえば

極楽往生の経木流し。なでほてい尊。賓頭盧尊者(びんずるそんしゃ)。 万灯院と衣替え法要。太子2歳まいり。おもかる地蔵。

ご由緒

崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏の間に武力闘争が発生した。聖徳太子(厩戸皇子、当時14歳)は蘇我氏の軍の 後方にいたが、この戦況を見て、白膠木(ぬるで)という木を伐って、四天王の形を作り、 「もしこの戦に勝利したなら、必ずや四天王を安置する寺塔(てら)を建てる」という誓願をした。 その甲斐あって、戦いは崇仏派の蘇我氏の勝利に終わった。戦いの6年後、推古天皇元年に創建された。

■極楽往生の経木流し
亀井堂の霊水は、金堂の地下より湧き出る白石玉出の水で、経木(きょうぎ)に亡くなった人の戒名を書き、 回向してもらった後にこの亀井堂の水盤に経木を流せば極楽往生が叶うと いわれています。古より続く、先祖供養の場です。

■なでほてい尊
おなかの「福」を撫でるとをよび、背中の「黄金袋」を撫でると をよび、手に持つ「ひょうたん」を撫でると 諸願成就を授けてくださるそうです。

■賓頭盧尊者(びんずるそんしゃ)
病気がある方は、その患っている部分と同じ賓頭盧尊者像の場所を撫で、その撫でた手で自分の体の悪いところを 撫でるとその病が平癒すると伝えられています。

■万灯院と衣替え法要
万灯院には、難病に苦しみながら紙の衣を着て修行したといわれる羅漢さん(紙衣仏)が祀られています。 この仏様は「病苦に悩むものが自分を念じたならば、必ずその病気を治してやろう」と誓願をたてたと伝えられ、 病気回復の功徳があるといわれています。
毎年10月10日の「衣替え法要」では、紙衣仏の衣替えが行なわれます。この時、参拝者には1年間紙衣仏が 着ていた紙衣を背中に当ててもらうことができるのですが、これを3年間当ててもらったならば、病気になっても、 また臨終の際でも不浄の世話を人にかけないといわれています。

■太子2歳まいり
太子堂で毎年2月22日に行われる「太子二歳まいり」ではお太子様の知恵に あやかるべく、2歳前後のお子たちを連れたご家族で賑わいます。

■おもかる地蔵
願い事を念じてこのおもかる地蔵を持ち上げ、軽く感じると願い事がかなう そうです。重いと感じれば成就はまだまだといわれています。

境内

境内
六時礼讃堂 境内中央に位置する雄大なお堂で、昼夜6回にわたって諸礼讃をするところから六時礼讃堂の名があります。 薬師如来・四天王等をお祀りしており、回向(供養)、納骨等を行う四天王寺の中心道場でもあります。 入口には「賓頭盧尊者像」や「おもかる地蔵」が祀られ、独特の信仰を集めています。
亀井堂 亀井堂の霊水は金堂の地下より、湧きいずる白石玉出の水であり、 回向(供養)を済ませた経木を流せば 極楽往生が叶うといわれています。
元三大師堂 元三大師をお祀りすることからこの名が付けられたお堂で、元和4年(1618年)の建立。 1月3日には新春合格祈願護摩供が厳修されます。
地蔵山 本尊「立江地蔵尊」は古来眼病平癒に霊験ありとあつく信仰されている。
見真堂 本尊を阿彌陀如来とし、向かって右に聖徳太子像、左に六字名号の掛け軸をお祀りしています。
大師堂 真言宗の開祖・弘法大師をお祀りしているお堂です。像のまわりに敷きつめられた砂は、 四国八十八ヶ所霊場のお砂を集めたもので、実際に遍路をしたことと同じ ご利益があるといわれております。
布袋堂 「乳のおんばさんのお堂」と呼ばれ、子育て乳授けの願いをお持ちの女性がよくお参りされます。 入口には「お乳が出ますよう」との願いを書いた絵馬が多く吊り下げられています。 大阪七福神の札所にもなってます。
大黒堂 本尊は一体の像に大黒天、毘沙門天、弁才天の顔を持つ“三面大黒天”です。この姿からして福の神トリオの 仏様は、子孫繁栄福徳智慧商売繁盛などにご利益があるとされ、昔から庶民の信仰が盛んでした。
英霊堂 明治39年に建立されたときには大釣鐘堂と呼ばれ、当時世界一大きい大梵鐘が釣られていました。
阿弥陀堂 現在の本堂は、昭和28年に四天王寺末寺の三重県国束寺(くずかじ)の本堂を移築したものです。 法然上人二十五霊場の札所となっています。
万燈院 紙衣仏(かみこぶつ)をお祀りしているため紙衣堂ともいいます。紙の衣を着て修業した羅漢さんは 病気回復に 功徳があるといわれ、毎年10月10日の衣替え法要は多くの信者さんで賑わいます。
亀遊嶋辯天堂 亀遊嶋辯才天は、池の中央に島があり、辯才天を祀るお堂にお祀りされています。毎年21日の例月祭では、 辯才天法要が行われ「智恵弁才福徳円満、 子孫繁栄」に霊験があるとされます。
北鐘堂 正式には、黄鐘楼(おうしょうろう)といいます。北の引導鐘・鐘つき堂とも呼ばれ春秋の彼岸には お参りの人でごったがえすお堂です。
南鐘堂 正式名称は、鯨鐘楼(げいしょうろう)といいます。
太鼓楼 本尊は虚空蔵菩薩で、北鐘堂と相対峙して、伽藍の両耳をなします。もとは刻を知らせる太鼓を鳴らすお堂 でしたが、再建の際に新たに北鐘堂と同じ黄鐘調の鐘を設け、大晦日には、除夜の鐘・招福の鐘が撞かれます。
太子殿 聖徳太子をお祀りしているお堂(天王寺のご廟)で、正式には「聖霊院(しょうりょういん)」といいます。 太子信仰の中心となっています。毎年2月22日の「太子二歳まいり」ではお太子様の知恵にあやかるべく、 2歳前後のお子たちを連れたご家族で賑わいます。
太子奥殿 太子四十九歳像(1月22日のみ公開の秘仏)が祀られています。また。奥殿基壇内(地下)にはご信者さんに より永代奉安された太子観音像[極楽・水子・施薬・知恵・厄除・子育の六観音]が安置されております。
経堂 10月22日には、経堂の扉が開けられ、経供養が執り行なわれます。
絵堂 絵堂は、 聖徳太子の一生の事蹟が描かれた絵伝を礼拝の対象として安置する建物です。
番匠堂 大工・建築技術の向上工事の 無事安全を願う建築に携わる人たちの間でお祀りされるようになりました。 お逗子の中には曲尺を手に持った曲尺太子が祀られています。
牛王尊 推古元年(593)創建。四天王寺が建立される時、建築資材である石や材木を運搬した牛が、伽藍が完成するや 否や化して石となったと伝えられ、堂内には牛王尊(ごううそん)の巨石が安置されている。 後世以降、病気平癒を祈る人々によって、牛の絵馬が数多く奉納されている。
庚申堂 日本最初の庚申尊出現の地。本尊は青面金剛童子(秘仏)。豪範僧都が疫病に苦しむ多くの人々を救わんと 一心に天に祈ったところ、帝釈天のお使いとして童子が出現し、除災無病の霊験を示され、以来千三百年、 庚申の日及びその前日(宵庚申)に本尊に祈れば、必ず一願が叶うと尊崇されている。 庚申の縁日には境内に「北向きこんにゃく」等の店が出て賑わう。「病に勝る」「魔も去る」という三猿堂の加持を 受ければ、痛い所もたちまちに治るという。
短声堂引声堂跡
食堂跡
亀井不動尊 近畿36不動尊の第一番霊場。本尊は水掛け不動尊。左に子育地蔵尊、右に延命地蔵尊を祀っている。
中心伽藍
講堂 経典を講じたり法を説いたりする七堂伽藍の一つのお堂です。現世と来世の二世に亘り、 人々を安楽へ導き給うようにとの願いが講堂には込められています。
金堂 聖徳太子のご本地仏である救世観音をお祀りし、四方を四天王が守護しています。
五重塔 創建の時、聖徳太子が六道利救の悲願を込めて、塔の礎石心柱の中に仏舎利六粒と自らの髻髪(きっぱつ) 六毛を納められたので、この塔を「六道利救の塔」といいます。
中門 仁王門と呼ばれています。東側が那羅延金剛力士、西側が密迹金剛力士で、大仏師松久朋琳・宗琳の作。
西重門
建造物ほか
石舞台 亀の池の上に架かっている石橋に組まれた舞台。日本三大舞台のひとつ。
石鳥居 扁額の文字は「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心」と書いてあり、これは『 おシャカさんが説法を 説く所であり、ここが極楽の東門の中心である』の意です。
極楽門 推古元年創建。門柱に転法輪があり、参詣者はこれを回転させ、直接法門に触れることにより、 洗心の功徳を積むことができる。
南大門 推古元年創建。南大門の内側には熊野権現礼拝石が玉垣内に鎮座している。

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札所

・新西国三十三箇所観音霊場第1番
・西国三十三観音霊場番外札所
・四国八十八箇所番外札所
・近畿三十六不動尊霊場第1番(亀井不動)
・摂津国八十八箇所第25番
・摂津国三十三ヶ所霊場第33番
・西国薬師四十九霊場第16番(六時堂)
・聖徳太子霊跡第1番
・法然上人二十五霊跡第6番(阿弥陀堂)
・おおさか十三佛霊場第4番
・大阪七福神霊場(布袋尊)
・河内飛鳥霊場第1番
・西山国師十六霊場客番札所
・なにわ七幸めぐり第七の幸
・大坂三十三所めぐり第20番(六時堂)
・大坂三十三所めぐり第21番(経堂)
・大坂三十三所めぐり第22番(金堂)
・大坂三十三所めぐり第23番(講堂)
・大坂三十三所めぐり第24番(万燈院)

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授与品

■主な授与品 写真出典:四天王寺HP 活動報告ブログ

合格だるま
shitendaruma
人気ナンバー1の合格だるまです。お持ち帰りいただいた後、すぐに両目を書き加えて下さい。大きな目で見守って下さいます。
乳授け絵馬
chichi
乳授け祈願の絵馬です。

写真出典:大阪 四天王寺 天空仙人の神社仏閣めぐり Shitennoji Temple

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宗派

和宗

寺格

総本山

創建

推古天皇元年(593年・飛鳥時代)

ご祭神・ご本尊

救世観音菩薩(くせかんのんぼさつ)

山号

荒陵山(こうりょうざん)

開基

聖徳太子

ご利益

乳授け子育て病気平癒・(業種)建築・土木関係の守護/発展・家内安全など

ご祈祷

ほぼ全てのご祈祷先祖供養病気平癒・合格祈願など

所在地

大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18

関連メニュー

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